YUKI˚*






はれて本当の恋人同士になった私たち



前よりも増してラブラブになりました





ただ、やっぱり人前で須嶋くんにくっつかれるのは恥ずかしくて


「離れてよ」


って言うと、拗ねる須嶋くん



子供みたいっていうか


本当にかわいい




素直にそう思えることが


こんなにも嬉しいなんて









夏になって



須嶋くんと夏祭りに行ったり


花火をしたり…




もちろん、まなみんと川村くんとも四人で



夏休みには海に行ったり……




本当に楽しくて



あっという間に時間は過ぎてゆく







そして、また



季節は冬になろうとしていた



そんなとき


あたしは、ある問題に直面していたのです





「まなみん!聞きたいことがあるの」



「何よ、改まって…」



「普通はさ、付き合ってどれくらいで…その……き、きき」



「キスするかって?」



あたしがなかなか言えなかった言葉を


まなみんはさらっと口にした



さすが……



「え、まさかあんた達まだ……ってわけないよね?」



え?



「…………」



「はっ……ウソでしょー?!」



まなみん、かなり驚いてる




そうなんです


あたしと須嶋くんはまだ、



キスもしていない



「はぁ?あの須嶋がまだ手ぇ出してないわけ?!」



あの須嶋って……



でも、最初の頃あたしの家に須嶋くんが来たときは


襲われそうになったのに




あれ以来は全くなんにも



「手繋いだり、抱きついたりはあるんだけど……」




「何いってんの!あんたらもう、一年になるでしょ?!」





そうかぁ



冬に付き合い出してから


もうすぐ



一年になろうとしている






なのに



「ま……須嶋くん」



「ん?なーにーゆきちゃん」



学校の帰り


いつものように手を繋いで歩く




まだ、女子からの怖ーい視線が無いわけではなかったけど


そんなことより、もっと須嶋くんに触れていたかった




「あのさ、あたし達……付き合ってもう一年になるんだよね?」



「そーだね」



「だから……その…」



「ん??」



うーん……


何て言えばいいんだろう



キスして


なんて絶対言えないしっ!!!




「ははっ…何でもない……」



結局、何も言えなくて




別に…このままでも嫌なわけじゃないし


でも……




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