TRICK of FATE ~キミと出会えたコト~
私は力の限り思いっきり春を突き飛ばした



「…ってぇ…」




春は驚きながらも腰を強くぶつけたみたいでさすってる




「あ……」




私は我に帰った




私!!何やってんの…?!




春は何も悪くないのに…




「ご、めん…っ」




「あっ、ちょっ、おい!!」




私は春が引き止めるのも無視して春の家を出て走った




怖い…怖かった。




春が何も悪くないのわかってるけど




あのときの記憶が戻ってきて




同じことされるって




春はなんか違うのに…
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