記憶のパズル-あなたの温もりを頼りに-
あれから柊也くんは全くあたしに話しかけなくて。
何か分からないけど、すごくスースーする…
柊也くんの顔を見るたびにほっとする。
あたしの彼氏は。
あたしの彼氏は悠哉なのに。
悠哉の顔を見るより……
「朱音?」
「ゆ、悠哉…」
「ははっ、応援して疲れたか?」
…違うんだ。
多分あたしは気づいてたの。
バカなあたしでも。
あたしの側にいてくれた人が悠哉じゃないんだって。