好きになったのは、一匹狼でした。



「それで?どうよ、最近は」


「どうよって、何が……ふわあ」



もう一度欠伸をすると、


相変わらずだなぁと俺の隣に腰を下ろした土田。




「ロリータちゃんは見つかったかい」


「……またロリータちゃんって」



ツンツンと俺を突きながら言う。


やっぱりこいつ、面白がってんな。






< 152 / 225 >

この作品をシェア

pagetop