双子相愛-そうしそうあい-【完】


お母さんの暖かさに包まれながら
あたしはお母さんの話を聞いた。


容赦なく降ってくる雨も
気にならなかった。



「お母さんね
 
 血がつながってるから家族じゃなくて
 一緒にいるから家族なんだって思うの」



「え…?」



「だってお母さんもお父さんも
 血なんてつながってないでしょ?

 大好きで愛してて
 だから家族なんだってね」


そう言ってあたしに笑顔を向ける
お母さんに心の底から


「ありがとう」


と言った。





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