顔の知らない大好きな貴方へ
髪はちょっと茶色で毛先を無造作に遊ばせてる。耳にはピアスを三個。キレイな目をしていて、瞳は大きい。さっきは気づかなかったけど、いい香りがする。



って、この説明前もしたよね・・。この人は



「西谷拓!!!!!!!」



「ピンポーン!」



そう!そうそう!そこにいたのは以前井上誠先生(通称まっちゃん)から逃げてた西谷拓が私の近くに隠れてー・・・って後は前のページみればわかるけど。



「どーしたの?ってか久しぶり!」



私はそういってまた西谷拓の目をみる。わぁ。やっぱりキレイな目してるな。




「この前のお礼。ずっとしようと思ってたんだけどさ。あんたいっつもどこにいるかわかんねーんだもん。探しまくったわ。」



カチン!は?は?は?私が影うすいと?なんじゃお前!!




「ははーん!すいませんねぇー。影うっすくてぇー?」



「あ。ごめん。ほんとのこといっちゃった(笑)」



「ほんっとむっかつく!あほ馬鹿!」



あああああああ!もうほんとに苛々する!なんなのこいつ!意地悪男!」



「ごめんごめん。冗談!なんか、おごってやっから。こいよ」



「っちょ!どこいくんだって!っていうかこれ誰のチャリ?」



「んー?しらーん!」



はああああああああ?




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