恋愛人生
最近はもう天井しか見ることが出来ない
俺のそばには泣く俺の子どもたちと心配そうに見守る花の姿
いつも涙もろい花が泣いていないのは意外だったがもう年もとって泣かなくなったのだろうと思った
医者には余命三日言われている
まだ花や子どもたちと話したかった
もっと生きたかった‥
やっぱり大好きな時間はあっという間に過ぎてしまうな‥
長く生きたはずなのに短く感じてしまう
まるで高校生だった頃の帰り道のようなそんな気持ちで頭がいっぱいになる