gardenquartz 小さな楽園
予感
俺は何処から来て、何処へ行くんだろう。
今が楽しければ良いじゃんと思える程馬鹿じゃない。
でも、真っ向から何がしたいかも分からない。
中途半端なヤツだ。

何時も人の輪から外れていたのは自分でも理解してた。
同じ様に振る舞っているつもりでも、何時の間にか外れてる。
そんな存在の高校一年の夏。
俺は俺の未来さえ変えた出来事が起こった。
全ての始まりはほんの些細な事から始まった。

何時だって始まりは些細な事なんだ。
でも、それを見逃した事で起こるハプニングは
真夏のドデカい花火みたいに大きくなる。
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