もし僕がロボットになっても
翌日もよく翌日も電話はなりやまなかった。

琴美からメールがきた。

ねぇ、もしかして結婚してるの…?

鋭い直感力で見抜かれた潤平は知らず知らずに謝った。

潤平「ごめん、結婚はかくした…」

なにもいえなかった。これが実に身勝手な行動だったのに、ただ彼女の弱い部分を責め続けた。

琴美「嫌い。大嫌い。うそつき。」

そう言われた…。
だからまた昔の僕がでてきた。

ずるいのはお前だろふざけんな。
そんなふうに返してた。
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