もし僕がロボットになっても
はるみの他にもまた典型的なパターンの女がいた。それは多少年のいったおばさんだった。
年齢が、年齢だけに若い男が好きなんだろう。
こうゆうタイプのおばさんはやけに金を持っていた。
旦那は会社を経営しているらしい。潤平の死んだ義理母のようだ。
旦那に女として見られなくなってしまったから、誉めれば財布のヒモを緩めるのは簡単だった。
時にまさとは食べたくもないオバサンの手作りが食べたいと嘘をついた。
そして感情なんてないのにまさとは最高の笑顔で

僕「おいしー!うちの母ちゃんの飯なんかよりも何百倍もうまいよ!」

なんて台詞をいったりもした。
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