俺様カノジョといじめられっ子カレシ
紘の席は、オレの席からそんなに近くない。

それでも挨拶くらいしたくて、だからわざと近くを通って、「おはよ」とだけ言った。

そして、何事もなかったかのように通り過ぎた。

みんなは多分気づいてない。

でも、紘はちゃんと気づいてくれてた。

こっちを見て、ばれない程度に微笑んでくれた。

紘の顔、少し赤い気がしたけど、気のせいだろうか。
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