キミの空になりたい
第4章

想いは止まらない



「おはよう、藤波さん」


「あ、お、おはよう……」



登校して、上靴にはきかえていたら、上原君が登校してきて声をかけられた。


昨日、恥ずかしいところを見られちゃったし、どんな顔をしていいのかわからず、うつむいてしまう。



「……今日、休むかと思った」


「え?」



上原君の言葉に、顔を上げる。


彼は、困ったような顔で笑っていた。



「……やっぱり、俺のカン違いじゃなかったんだ?」


「……あ」



そういえば、上原君にはカン違いだと押し通したのに、昨日あっさり認めてしまっていた。


自分のバカさにあきれてしまう。



それだけ、ショックだったっていう事なんだけど。



< 183 / 341 >

この作品をシェア

pagetop