秘密のお姫様【完】



ふと、王子に目が止まる。





「………王子まで固まってるじゃない」




もうショックを通り越して呆れるわ。





「……コレは完璧に瑠奈に落ちたわね」




王子の様子を見てそう確信する。





それにしても、瑠奈貴方って子はまったく……思わずため息が零れる。





「莉麻、美那おはよっ‼あ、莉麻電話ありがと〜♪」




何も気づかない瑠奈にあたしと美那は顔を見合わせるしかない。





「……はあ、まったくコッチの苦労も知らないで」




「………瑠奈ってば、最強だよね」




2人で苦笑いでうなづきあったあたし達の様子を瑠奈は不思議そうに眺めていた。




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