【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

鬼神の総長

「美怜様。お着きになりました。」


西口さんが車のドアを開けてくれた。


「話はしてありますので。中に入れば誰かが案内するでしょう。」


「わかりました。」


そう言って鬼神の倉庫の扉に向かった。


扉の前に行くと誰かが開けてくれた。


「総長に会いに来たんだよな?

覚えてる?俺のこと」


一番初めに私に寄ってきた男が話しかけてきた。


この男………!


「海で会ったよね…?」


すると男はニヤッと笑った。
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