【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜
長く甘いキスは留まる事を知らず、何度も何度も唇を重ねた。


私は体力が無くなり、ぐったりし始めると唇を離した。


そして熱い眼差しで私を見据える。

「よく聞け美玲。俺はお前を迷惑なんて思ったこと一度もねぇ。

お前は十分強い俺が認めた女だ。

自信もて。俺を頼れ。もっと甘えろ。

たまには弱いところも見せろ。

気ぃ張らなくていい。

俺は…美玲にしか興味ねぇよ。」


そう言って頭を撫でられたら、涙が溢れた。


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