ナンパ男との恋【番外編】
*帰宅後・・・
マンションの駐車場に着き
車を降りて歩こうとする私を

「ほら、無理すんな」

慌てて駆け寄ってくれて
支えて歩いてくれる輝樹を見ると

やっぱり・・・


「ごめんなさい・・・・」


その言葉しか出てこなくて・・・


家に入り ソファーに座り込む私に


「俺は うれしかったけど?」


そう言いながら 隣に座り

頭を撫でてくれる。


「うそばっかり・・・
呆れたでしょ・・・」


「呆れるわけねぇだろ。
何なら キスだけじゃなく
他の事もしたいくらいだし?」


「なっ!?な、なに言って・・・」



「ははは、なんつー顔してんだよ?
でも、ほんと
俺は うれしかったけどな?
春菜から あー言ってくれる事なんて
ねぇだろ?
せっかく家に帰ってきたけど
もう言ってくれねぇの?」


何か からかわれてる気がするんだけど・・・


まだ 酔いが完全に抜けたわけじゃないんだからね・・?





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