ナンパ男との恋【番外編】

ソファーに腰掛けた輝樹の隣に
私も座るけれど・・・


何も話さないまま
数十分の時間が流れている。


「・・・輝樹、怒ってる?」


そんな私の問いかけにも
返答はなく・・・・


ようやく輝樹から出た言葉は


「閉じ込めていい?」


そう言いながら
私の目を まっすぐ見ている。


私は その言葉に
戸惑いながらも


「いいよ?」


という言葉しか出てこなかった。


「意味分かってんの?
春菜を閉じ込めて
外に出さないって言ってんだけど?」


「うん、いいよ」


「ばっかじゃねぇの?
お前・・・ほんっと・・・」


「うん・・・・
輝樹と知り合ってから
バカになってんだよ?
知らなかったの?」


「ははは・・・負けたわ。
春菜、俺の負け」


負けって・・・・・


「勝負してないんだけど・・」

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