ナンパ男との恋【番外編】
長く濃いキスをされ続け


も、もう・・・・


キスだけなのに、

体がジンジンしてきて
時間すら

よく分からない・・・


「んな顔して 誘ってんのか?」


そう言いながら
首筋に またキスをされ


このままじゃ ヤバい・・・


本気で・・・


すべてが どうでもよくなりそうになる。



「て、輝樹!」

「あぁ?せっかく いいとこなのに
何だよ?」


いいとこって・・・

あの、そもそも

今・・・そんな事してる場合じゃなく


「時間!」

「時間?」

「仕事!」

「何 今更言ってんだ?
春菜が誘ったんだろ?」


う・・・それは・・・


「そ、そういう問題じゃなくって
ほら、もう7時だよ!?
ごはん食べなきゃ?」


「はぁ・・・ったく・・」


大きなため息をつきながら
ようやく 起き上がると


「帰ってきたら
可愛がってやっから
ガマンしとけよ?」


そう言いながら
軽くキスをすると
ようやく準備にとりかかった。



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