ナンパ男との恋【番外編】

「迷子中だったから
保護してきた。
つー事で 俺 ちょっと
送ってくるわ。」


「は?迷子?
じゃ 俺 送っていこうか?」


そう言いながら
私の方に来る
金髪のお兄さんに 
思わず 苦笑いしながら
後ずさり・・・。


「あっ、ちなみに 俺んだから
手出したら 殺すからな?」


何て物騒な事を
仕事仲間に言うんだろう・・・


っていうか、輝樹が
迷子で、保護とか・・

変な事言うからじゃん・・・


「お姉さん
遊びたい盛りなのに
かわいそ・・・」


何か この金髪くんに
よく分からない
同情されてるような気がするけど・・・・


苦笑いのまま
軽く会釈をして
車に乗った。




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