ナンパ男との恋【番外編】

脱がされて・・・

脱がされて・・・、


必死で ヒザを抱えるように
体を隠すけれど、


「中途半端に濡れてる髪って
何か そそるよなぁ?」


そう言いながら
私の髪を手に取り


「ほら、顔上げろ」


顔上げろって言われても

化粧とか とれてる上に

こんな明るい中で

輝樹と顔を合わせるなんて・・


「やだ・・・」


「はぁ?何で?」


「嫌だから・・・」


「ったく 手のかかるガキだな。」


そう ため息をつきながら

両手で 頬を挟まれ
強制的に顔を上に上げられた。



「まーだ 恥ずかしいのか?」


そんなの 恥ずかしいに決まってんじゃん・・・


そう思うけど・・・

こんな明るい中で
しかも裸で
ほぼスッピンで・・・

至近距離で そんな事言われて
何か言えるはずもなく・・


< 46 / 218 >

この作品をシェア

pagetop