ナンパ男との恋【番外編】

そんな状況でも
春菜は
風呂の中の俺を直視できず
視線は かなり
俺からズレている。


ったく・・・・

いつになったら

俺の裸に慣れんだよ・・・


仕方ねぇなぁ・・・

さーてと、

ちょっくら いじめてみるか。



春菜を風呂の中に
引きずり込んだのはいいが


「ちょ、ちょっと待って・・?
ね、輝樹。私 大丈夫だから」



服を脱がそうとする俺の手を かなりの力で掴まれている状態・・・


どうしたもんか・・・・


この程度の力なら
押さえつける事はできるけど

それじゃ おもしろくねぇしなぁ・・


そういや・・・


最終手段に出てみるか。




「あー、今日は
誰かさんが 迷子になったから
探すの大変だったんだよなぁ・・」


その言葉の直後

申し訳なさそうに

「ごめんってば・・・」

そうは言いながらも
掴んでる手の力は緩めない。

もう一押しか。


「うん?じゃー
この掴んでる
手離して?」


「でも・・・・」

少し 力が緩んだか・・?
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