ピンクの海と紫な空
『ふっ…ぅぁ』

とユメちゃんから漏れる声

俺の行動もエスカレート


あー入れてぇー…


『レイ君…っ』

名前を呼ばれて我に返る

俺は思わずユメちゃんを弄る手を止めてユメちゃんを抱きしめていた


『レイ…くん?……入れないのぉ…?入れてもいいよ…』

抱きしめたんだ…
裸のユメちゃんを

優しく強く強く…



『今日はいい…ユメちゃんとこーしてたい』



だって、ユメちゃん泣いてたんだ…
別に激しくしてないのに

泣きながら俺にキスしてたんだよ



『…レイ君…好き』




ユメちゃんの甘い呪文は
ブラックカラントの甘い煙に包まれて俺の心に染みこんだ
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