呪信メール
本当は一人になるのが怖いけど、まさか母親に一緒に入ってとは頼みづらい。


いっそのことお風呂に入らなくても……


そんな風にも思ったけれど、入らないと母親がうるさい。



沙良は勇気を振り絞って、カラスの行水を決行することにした。


叫べば聞こえる距離に、両親がいるのだ。


それにここは家の中、少なくとも電車に轢かれることはない。沙良はそう思った。
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