爆走★love boy4
「わかってる……よ?」


そう答えると、樹先輩は私から一旦体を離し、それから大きく息を吐き出した。


「あぁ~……もう……。こんなことでしか、お前を守れないなんて……ダッセェなぁ……」


「せんぱ……っ」


そんなことないよ?


私のためにって、頑張っていろいろと考えてくれて、教えてくれて。
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