王様&王子に買われました!?
「わからないなら一から教えてやるよ。」





そう言って話し始めた。





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母がなくなってあいつは、実華は記憶を失った。覚えていたのは俺が父であることだけ。俺の家が‘組’だったことは綺麗さっぱり忘れている。





だが―――、いつも家の中に入ると母と過ごしたことが蘇り・・・記憶がもどる。




そして、苦しみ・・・次の日には忘れ、思い出すの繰り返し。






正直俺は見るに耐えれなかった、子供が苦しむ姿。





泣き叫び、涙がかれるまでなき。ご飯もろくに食べず。あおして実華は弱っていていた。
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