王様&王子に買われました!?
「昌也くん、ごめんね。」






「全然いいよ、お前彼女なんだから自信持てよ。」






「う・・・ん。」








私は溢れそうになった涙を抑え、笑顔を作った。




大丈夫、今はちゃんと笑えてる。



今さっきみたいにひきつった、笑顔じゃない。ちゃんといつもの笑顔だよ。







大丈夫―――、私は彼女だもん。






でも、ケーキ作れよっていうのは・・・本当なの、透? 





嘘だよね、信じてもいいんだもんね。





別れるまであと、数時間―――刻一刻と、影は私たちに近づいてきていた。
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