王様&王子に買われました!?
その時~




「おい!」





目の前には、私と一緒に転校してきた男 昌也という人が。




「なに?」




私は、睨みながらそう言うと。





「あんなことまでして、透ってやつ欲しかったのか?」




そう聞いてくる。




どうやら、私がしたこと全てしている様子だ・・・。




でももう別れたことは知っている様子ではない・・・まぁ、知っていたら逆におかしい。




今さっき別れたばかりなんだから。





「欲しかったわよ・・・でも、別れた。どんなことをしても、こっちを見てくれなかったもの。」




男はしかっめ面をした。



さぁ、なんとでも言いなさいよ。笑えばいい・・・だって、笑われてもおかしくない話だし。
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