王様&王子に買われました!?
「そうだ、紅茶一つもらっていいかな?」





「あ、はい。」





真琴君はドアからピョコッと顔を出してて、それだけ言うと部屋の中に顔を引っ込めた。





紅茶を一つ。




乱心状態のままキッチンに紅茶を入れるために、ポットでお湯を沸かし紅茶の準備をする。





紅茶ができると、「紅茶できたよ~。」その一言だけ言って。透の部屋に向かった。




ガチャ




「きゃぁぁあ、透!私買った人って、王子様だったんだ。やぁん、うれし!」





「ふぅん。」





無反応の透。





この喜び今すぐ誰かに伝えたかったから透の所に来たのに。
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