あなたを好きにはなりたくないです…

甘奈ちゃんはゆっくり目を開けて俺の目を見た。

「…っえ⁉」

とびっくりしてる。

「甘奈ちゃん、おはよ。もう放課後だけど帰らないの⁇」

いつもより穏やかな感じで話す。

だけど甘奈ちゃんは俺が誰だか分かったのか、すごく嫌な顔をした。

いゃ…さすがに傷つくんだけど…

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