【完】最強の男に寵愛された姫
陽翔さんは慎さんに殴りかかった。





二人の争いを止めることも出来ない弱い自分が憎い。





こんなこといいはずない。





陽翔さんは離れていく慎さんを見たくないだけ。





慎さんのお腹に陽翔さんの蹴りが当たったとき、外が騒がしくなった。





ボロボロの二人に涙を流す私





外がどうなっているかなんてどうでもよかった。





でも、人が近づいてくる気配がした。





それも、かなりのスピードで走ってくる。





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