【完】最強の男に寵愛された姫
「もう、後戻りは出来ない。」





陽翔さんは悲しそうな目をしながら、首を横に振った。





「陽翔さん・・」





「もうじき敵が来る」





「敵」





「敵対しているチームが攻め込んでくるんだ。」





そんな・・・





「てめぇ・・姫華を危ない目にあわせるつもりか。」





玲くん・・・





今はそこが問題じゃないよ。





「姫華は俺が守るよ。」





私を抱き締める力を強くして陽翔さんは玲くんを見た。





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