【完】最強の男に寵愛された姫
だから、玲くんの質問に返答しなかったんだ。





「聞いてんのか?」





「へっ?」





完全にライオンの赤ちゃんの玲くんにノックアウトの私は過去最大・・・嫌、歴代最強の不機嫌な雰囲気を全身で醸し出している玲くんに気づかなかった。





「へっ?じゃねぇよ。また、変な事考えてたんじゃねぇだろな。」





「ソンナワケナイジャアリマセンカ・・・オホホッ」





めちゃくちゃ片言な私に玲くんが探るように見てくる。





そんなことよりもまた考え事が見つかった私は無意識にこんなことを考えていた。





< 195 / 366 >

この作品をシェア

pagetop