【完】最強の男に寵愛された姫
「玲くん、どうしてそんなにデートしたいの?」





私がそう聞いた途端玲くんの肩がビクッとなった。





何その反応・・・





「・・・」



無言をつらぬく玲くんに耐えられなくなった私は言ってやりました!





「玲くんが教えてくれないなら絶対デートなんてしないもん。慎さんのところ行ってくるね。」





私言えるじゃん!なんて浮かれている私は玲くんの腕から逃れようともがいた。





なのに、腕の力は強まる一方でびくともしない。




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