【完】最強の男に寵愛された姫
でも、夏には相手にしてもらえなかった。




「何、このストーリー矛盾点ありすぎて面白くないわ。」





難しそうな・・・嫌、難しい本をパタンと閉じてどこぞの天才さんの発言を言う夏





私には理解出来ない。





「あの・・・」





不機嫌夏様に遠慮がちに話しかける私に夏は無視を決め込む。





これが親友への態度ですか?





もう、涙目の私





「夏様・・・」





この涙声にビクッと反応した夏様?





やっと私のお話を聞いてくださるっ!そう、思っていた。





なのに・・・





「はぁぁああ・・・」





盛大なため息をしたのでした。





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