【完】最強の男に寵愛された姫
「理人って呼べ」





「えっ?それは・・・ちょこっと無理かと・・・」





「あ?」





怒ってらっしゃる。





玲くんより短気なのでは??





「喜んで、理人って呼ばせてもらいます!」





ビクビクしながら、そう言うと小さく笑った声が聞こえる。





その顔があまりにも穏やかだったため、この玲くんラブ♡な私もドキッとした。





玲くんに殺されちゃうよ・・・。





「笑わないでください。」





笑われていい気なんてしないよりも、犯罪者になり兼ねない笑顔かそう言わせた。





「俺に惚れた?」





「馬鹿なんですか?」





「あ?」





「私が玲くん以外の人に惚れるんけないじゃないですか」





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