【完】最強の男に寵愛された姫
そう、お兄ちゃんに秋庭公園には夜には行くなと言われていた。





私は玲くんの首に抱きついた。





まだ、抱っこしてもらっている。





「玲、姫華をおろせ。」





お兄ちゃんが玲くんに低い声で言う。





「柊、怖がってるぞ。」





私を、抱っこしている玲くんは震えてる私に気づいている。





「お兄ちゃんより玲くんのほうがいい・・・怖いお兄ちゃんなんて嫌い・・・。」





お兄ちゃんに怒られたことない私は、初めて怒ってる怖いお兄ちゃんを見たのだ。













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