【完】最強の男に寵愛された姫
俺は、姫華がいて強くなったといえるだろう。





でも、その分弱くなったことも確かだ。





アイツを失うことへの恐怖心や不安感





俺は、姫華一人でこんなにも弱くなるんだと、そんな自分を鼻で笑った。





暖かな日差しの中で金髪は眩しいけど俺にはこの髪が姫華の笑顔にも見えた。





そんなことだけで、心が落ち着く俺は姫華を見つけ出したらなんて声をかけようなんて秋庭公園までの道のりで考えていた。





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