【完】最強の男に寵愛された姫
玲くんの隣は私が予約済みです。
秋庭公園にどれだけ助けられただろう。





特に何もないこの公園





噴水があるわけでも綺麗な桜があるわけでもない。





人なんて全くと言っていいほど来ないであろう。





それでも気に入ったのは、私とこの公園が似ているから。





いつも、一人だった私





公園なのに誰も来ない秋庭公園





だけどこの公園には感謝している。





だって、玲くんに逢わせてくれたから。





どんな形であっても私は金髪の玲くんに逢えた。





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