【完】最強の男に寵愛された姫
その一言で浮かんだのは、『別れる』の言葉





終りというのはそう言う事





でも、私の気持ちなんて知らない玲くんは言った。





「そんな、嫌なら勉強は明日にするか・・・嫌われるのは嫌だしな。」





玲くんは笑った。





暗い顔をしている私を見て勉強が嫌なんだと勘違いしたんであろう玲くん





勉強が嫌だったわけじゃない、勝手に変な考えを浮かべていた私を知ったら玲くんは笑うかな?





でも、そんなことよりも最後の一言で私は満たされていた。





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