彼女の本能











逢「言いたいことばっか言ってんじゃねーよ」







え…




棗「逢ニくん…?」








…わたし



夢でも見てるの?



わたし今逢ニくんの腕の中にいる…?





逢「…お前さ
俺をここまで惚れさせたんだから
こっちの言い分も聞きやがれ」








え…今…









聞き間違い?












棗「惚れ…
てっ!!!!」







なにかで叩かれた…






逢「それ書いてから追っかけるはめになったけど…
ホントはもっとかっこよく引き止めたかったな」






…日記…?


わたしはその書かれたものをみてみた…







逢「あのラブレターはもーどーでもいーんだ
俺を騙してたとか気負ってんなら
んな無断な労力使うのやめろ」









なに…これ…















逢ニくん…











逢「俺ん中なはお前しかいないってこと信じさせる方法…
それしか思い付かなかった」












逢ニくん…







逢「…なんだよ
笑ってんじゃねーよ
そこまでやりゃーわかんだろぉー」









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