ほんとは優しい私のオオカミ ①
数分たって、ウトウトし始めたとき
ガサ
衣類の擦れる音がしたかと思うとペロンと毛布を捲られる感覚。
そして、すぐに背中に温もりを感じた。
隼人「や、やっぱり、寒いから…お、お邪魔しま…す」
控えめな隼人にクスクス笑ってしまう。
瑠奈「自分のベッドなのに変なの。」
隼人「そ、そんな笑うなよ」
寝返りを打つと隼人も寝返りを打ってきて、隼人の顔が間近にあった。
あと、数センチで唇が触れ合ってしまうような距離に2人して、照れてしまう。
隼人「さ、寒いからこうしてろ!」