ほんとは優しい私のオオカミ ①
今ので相当体力を消耗したようで、頭がクラクラする。
身体がぐったりしたまま鉛のように重かった。
ぼーっと翔を見つめながら震える唇で言葉を紡ぐ。
自分でも驚くほど力のない声が出た。
瑠奈「…私は…ここにいたら邪魔かなぁ…?」
言うと、ぎゅっと翔の眉間にシワがより
翔「んなわけねーだろ…もう寝ろ」
強引に布団を首まで掛けられる。
優しく髪を撫でられると私はすぐに夢の世界へと意識を飛ばした。