学校一のモテ男といきなり同居
井上くんのつけてる香水?


なんだかよくわらないけど、あたしは枕をベッドに置きなおす。


「変態っ!!」


「部屋、間違えただけだろ?そのぐらいで、変態呼ばわりすんなよなー」


「早く出ていってよ!!」


「なんでそこまで俺を嫌うかなー。お前もしかして…すげぇ趣味悪い?

大概の女は、俺のこと好きって言うんだけど」


「あんたを選ぶ女がどうかしてるし!井上くんなんて、カッコいいだけだよね。中身なさそー」


「…………」


やった、勝った!


あたしの言葉に、井上くんが口を閉ざした。


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