学校一のモテ男といきなり同居
世界が変わる
教室に行くと、先生が出席をとり始めていた。


やっば~。



先生にニラまれながら、そそくさと自分の席へ急ぐ。



席につくと、友ちゃんがニヤニヤとコッチを見ている。



そうだ……


今朝門で会ったあとは見かけなかったけど、


一連の騒動のこと、友ちゃんの耳にも入ってるはずだよね。


なんだろう……あの嬉しそうな顔。


井上くんにかばってもらって、俺のモノみたいな言い方されて、


もう、付き合っちゃえ~!


って、言いたいんだよね、きっと。






あたしはとりあえず友ちゃんに笑いかけると、すぐに下を向いた。



はぁ。



好きだから、付き合う。



その図式が、イマイチあたしには理解できない。



もう少し、ゆっくり時間をかけて井上くんのことが知りたいな。



色んなことを決めるのは、



それからでも、遅くないよね……。



なんとなくだけど……


相手が学校一のモテ男なだけに、


早まったら、とんでもないことになりそうな予感がするんだ。


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