学校一のモテ男といきなり同居
そして、1時間目のあと。


その判断が賢明だったと、気付かされる。







チャイムが鳴り終わったあと、


あたしのクラスにズラリと並ぶ、女子。


それは、白雪さん率いるギャル軍団だ。


「三沢さん、ちょっといい?」



5人のギャルに凄まれ、渋々教室を出るあたし。



一体、なにが始まろうとしているんだろう。



怖っ!!


「トイレ、行きたいよね?」


一見笑ってるように見えるけど、目の奥が笑っていないギャルに凄まれ、


完全にビビっているあたしは、とりあえず頷いた。


もちろん、抵抗はしない。


井上くんには強く出れるのに、なんだか今はヤバい気がした。


ああ。


あたし、今朝からホントついてない…。


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