学校一のモテ男といきなり同居
「もう、逃げられないね……僕に逆らうからだよ?」



床に転がっているあたしの頭上に、ストーカーがゆっくりと迫ってくる。



「汚い言葉を使う真央ちゃんは、悪い子だなぁ……。こんなにかわいい顔をしているのに、もったいないよ」



薄暗い室内で、なにかがキラリと光った。



えっ……。



まさか……



あれは、



ナイフ……!!
















「これで、永遠に手に入るんだね。真央ちゃんは、僕のモノだ……」



ストーカーがブツブツと呟きながら、闇の中で光るなにかを振りかざした。



「キャーーーーーーッ!!」



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