学校一のモテ男といきなり同居
見れば、となりに寝ているのは郁実じゃなくて。



くまのぬいぐるみ。



……えっ!?



ガバッと起きると、ここは紛れもなく郁実のベッドの上で。



だけど……郁実はもう、部屋の中にはいなかった。












……もう、オーディションに行ったんだ……。



急いで時計を見る。



そっか、もう9時なんだ。



あたしを起こさないように、そっと出て行ったのかな?



一言ぐらい、声をかけてくれたっていいのに。



なんだかさみしい気持ちになりながら、ゆっくりとベッドから出て自分の部屋に移動する。



部屋に戻って、まずケータイを手に取った。



……あれ、友ちゃんから着信だ。



今日は土曜日だから、学校は休みだよね?



なにか急ぎだったのかな。




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