学校一のモテ男といきなり同居
「真央ちゃ~ん、また明日!バイバイ」



そう叫ぶのは、よく見れば白雪ちゃんだった。




「バイバイ」



あたしも大きく手を振りかえす。



そんなあたしたちの様子を見て、郁実は首を傾げていた。



「あれって、白雪だよな……しかも、真央ちゃんって?」



「あのね、あたしたち友達になったの」



「……は?」



険しい顔をする郁実の背中を押して、急いで自転車置き場まで移動する。











「白雪ちゃんが今までのこと謝ってきて……友達になろうって。あたし、白雪ちゃんのこと誤解してたみたい」



「誤解って。あんなひどいことして、よくそんな簡単に友達になろうなんて言えるな、アイツも」



疑いの眼差しを向けてくるけど、白雪ちゃんとの仲直りの経緯を説明する。



それでも、郁実は浮かない顔をしている。



「ふーん」



「最初は疑って、握手拒否したり郁実とのこと妬かせるようなこと言ったの。あたしって、ホント最悪なヤツで…。

すごく後悔してる。あたしの話を聞いたあと、白雪ちゃん倒れたんだって…」



「マジか!俺と一緒に風呂入ったことまで話した?」



「ええっ!?」



慌てて周りを確認すると、うしろから歩いてきていた2人組の女の子が目を見開いて驚いている。



< 576 / 978 >

この作品をシェア

pagetop