学校一のモテ男といきなり同居
「そんなことって?」



「なんでもない。すぐに用意するね」



そのままキッチンに戻り、パスタに具材を絡める。



あたし…動揺しすぎだから。



深呼吸をして準備をすすめるけど、心臓はドキドキしたまま。




夕ご飯を作ったあと、草野くんと向かい合って食事をした。




少し前までは、ここが郁実の居場所だったのに。




不思議な気分…。




夕ご飯を食べ終えたあと、お母さんが戻るまで草野くんが家にいてくれることになった。




ひとりでいるのが不安だっただけに、ありがたかった。











「先にお風呂入っちゃえば?そしたらあとは寝るだけだし」




「そんな!あたしだけ、悪いよ」




「俺はいいよ。早く帰ってもどうせ1時頃まで起きてるし…」




「そんな時間まで!?」




「そ。夜型なんだ、気にしなくていいよ」




草野くんの好意に甘え、お風呂に入ることに。




ヒマじゃないか聞いたんだけど、待ってる間に宿題をするからいいって。




さすが草野くん。学校で宿題をするあたしとは違う。



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