学校一のモテ男といきなり同居
――ピンポーン。



ビクッ。



普段、この時間に鳴ることのないインターホンが鳴った。



あたしの体が強張るまで、時間はかからなかった。



ヤダ……どうしよう。



緊張っていうか、インターホンすら見に行けない。



前みたく、宅配便が来たのかもしれない。



そうだよ……全然怖いことなんて、ないんだから。



自分に言い聞かせながら、席を立った。








……間に合わなかった。



既に画面は真っ暗になっていて、誰がチャイムを押したのか確認することができなかった。



今のって、誰だったんだろう…。



ちゃんと確認した方が、数倍怖くないのに。



あたしのバカ!



きっと、ううん…絶対、宅配便だよ。



玄関の外を見渡すことができる部屋から、カーテンを引いて外を覗いてみる。



…暗くて、よくわからないな。



そうカーテンを閉めたとき、またチャイムが鳴った。



急いでインターホンへ向かう。



……!!


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